キッズサイズの小さいスケートデッキにもやはりデッキ幅に合わせてトラックのサイズを選ぶ必要があります。
7.0インチ〜7.5インチあたりのスケートデッキに大人向けののトラックを合わせたりするとトラックのハンガーが長すぎてデッキ幅をはみ出してしまいます。その状態ではターンしようとデッキを踏んでも力のかかる位置がトラックの内側、つまりトラックに着けているウィールの内側になってしまい曲がることすら困難になります。

逆にデッキ幅に対して幅の短いトラックを着けると軽い力で楽にターンができる様になりますが、そのぶん少し荷重しただけでもすぐ曲がってしまうので安定感が大幅に落ちます。(このパターンはクルーズ向けなどの大きいサイズのデッキを組む際が多いと思いますが。)
トラックをデッキに組んだ際にトラックに着けているウィールの端がちょうどデッキ幅と同じくらいの位置に来るくらいが適度な状態になります。
そしてキッズサイズデッキに合わせるトラックのお話に戻りますが、7.0インチ〜7.5インチのデッキに適合するトラックの単体販売は非常に少ないです。
今現在販売されているものとしては、スケートボードブランド『independent』の「TRUCK109」というモデルがあり、推奨サイズとしてはデッキ幅7.25インチ〜7.5インチとなっています。
『independent』はスケートボードのトラックをメインとした人気のブランドで、国内外のライダーをサポートし、支持率も高く使用しているスケーターもかなり多いトラックです。
確かに人気のブランドでクオリティも高くおすすめですが、価格は安くはありません。1個単体販売で3,000円〜6,000円ほど、デッキにはトラックが2個必要なのでセットで6,000円〜12,000円とブランドデッキが買えてしまうほどの金額になります。もちろんブランドにこだわりがあり、よりクオリティの高いものを子供には使わせてあげたいという方は是非使っていただきたいです。
しかし、子供の成長は早いものです。小さいサイズのパーツを買ってあげてもすぐ使えなくなってしまい、次のサイズを買わなければいけない。もしくはこれから子供にスケートボードを始めさせるために道具を揃えたいけど、スケートボードを楽しいと思って続けてくれるかどうか心配。
そういった考えをされるお父さんお母さんは少なくないはずです。
そこでおすすめなのが『キッズサイズのコンプリートスケートボード』です。
メジャーなスケートボードブランドから発売されているキッズのコンプリートは多くあり、小さなデッキにもしっかり合わせてトラックが組まれています。
しかもほとんどのブランドのコンプリートに組まれているトラックやウィール、ベアリングなどもクオリティの低いものは使用されていません。


画像はスケートボードブランド『BLIND』のキッズコンプリートにセットされているトラックです。
単体販売されている『independent』のキッズ向けサイズのトラック「TRUCK 109」と同じくらいのサイズです。
上記の商品はサイズ7.25インチのBLINDキッズコンプリートです。
トラックは「slant truck」、ウィールはBLINDのオリジナルトラックが使用されていてクオリティも問題ありません。
ブランド物でそれぞれを単品購入してセットを組むよりもかなり安くなると思いますので、初めてのスケートボードを選ばれる際にはおすすめです。
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